南仏プロヴァンスから極上の癒しへの誘い

ロイヤルファミリーも愛用する100%ピュアなラベンダーオイルの世界

目次

プロヴァンスからの贈り物

ラベンダーに癒しの効果があることは日常生活の経験からなんとなく知っている人は多いと思うが、エッセンシャルオイルやアロマオイルなどの話になると男性にとっては急に難しいイメージを持つのはきっと私だけでは無いだろう。

今回のお誘いは南フランス、プロヴァンスから日々頑張るあなたへ極上の癒しへの招待だ。

梅雨も開ける期待感と初夏の香りが入り混じる7月。毎年5月に開催されるカンヌ国際映画祭も本年はコロナの影響もあり、遅ればせながら7月に開催され17日に閉幕式を迎えた。

最高賞であるパルム・ドールはジュリア・デュクルノーの『Titane』が受賞。女性監督としては28年ぶり史上2人目の受賞だ。

アフターパーティーの熱気も冷めやらぬ7月下旬、カンヌからほど近いプロヴァンスでは辺り一面に美しい紫の絨毯が敷き詰められ、ラベンダーの収穫時期を迎える。

LAVAND’OR ラヴァンドールとは

「この香りがあなたを癒やさないとすれば、地球上にあなたを癒せる香りはありません。」

挑発的とも取れるこの言葉、何を隠そうラベンダーの聖地であるプロヴァンスのエッセンシャルオイルメーカー、LAVAND’OR(ラヴァンドール)のキャッチフレーズ。

化学物質などの不純物が混じったアロマオイルとは違い、植物名ラベンダーアングスティフォリアの中でも最上とされるファイン種のみを使用した、文字通り100%ピュアな最高品質のエッセンシャルオイル(メディカルグレード)を作っているメーカーであり、本物のBio愛好家をはじめ現地ロイヤルファミリーからも強烈な支持を受けている。


私がLAVAND’ORと出会ったのは南フランスを訪れた今年5月、現地有識者との出会いがきっかけだった。

その言葉の所以を確かめるべくLAVAND’ORを枕に数滴垂らしてベッドに入った翌朝、人生で最高の朝を迎えたのは言うまでもない。同時にエッセンシャルオイルと無縁の生活を送っていた事を後悔した。それほど衝撃を受けたのだ。

エッセンシャルオイルと言えばラベンダーに限らず国内の専門店でも数千円で手に入る。
しかし、日本では輸入品目が雑貨になる為、その規制は欧州ほど厳格ではなく、国内で販売されている安価なエッセンシャルオイルには人工的につくられた化学物質が含まれていることがあるので信頼できるメーカーのものを選ぶ必要がある。

LAVAND’ORは最高級エッセンシャルオイルを製造しているメーカーだ。
パリのコンコルド広場前にあるオートモビルクラブで2011年12月にブランドデビュー。

なんとそのプライスは1mlアンプルが11本入り(木箱付き)で税抜き50000円だ。飛び切り高い。だが、他のエッセンシャルオイルとは一線を画す最高級を謳う明らかな理由がある。

次はその拘りについて見ていこう。

LAVAND’ORのこだわり

  • 無農薬農法

標高1000mに位置するラベンダー畑は過去30年以上に渡って完全無農薬農法で地球と一体化させ最高の自然回帰の環境で創り上げてきた。

  • 品質管理

オーガニック先進国であるフランスのAOC基準、AB基準に適合。プロヴァンスの有機農法の中でも最高水準で生産されており、量販されている一般的なラベンンダーと異なる。

  • 種まき農法

LAVAND’ORの畑は30年以上オーガニック栽培をしている畑、人工的な力が加わっていない畑で種まき農法で栽培している。つまり、我々がイメージする綺麗に整列された美しいラベンダー畑とは全く異なり、雑草と共存する中で生き残った生命力の強いラベンダーのみを使用しているという事だ。

さて、LAVAND’ORが最高品質である所以は伝わったと思うが、特筆すべき点は品質だけでは無い。
このBOXを見て欲しい。

LAVAND’ORにとって木箱は顧客との信頼関係の証。ヴィンテージワインを連想する木箱に手彫りで作られた風格のあるブランドロゴがLAVAND’ORのフィロソフィーを体現している。その存在感は自らラグジュアリー空間を創り、存在価値を示しているようにも思える。

豪華な木箱を開けるとオイルがアンプル毎に眠るよう大切に保管されている。
なんとこのアンプル1本で約1mlとのことだ。さらにこのアンプルにはオイルの劣化を防ぐ為にアルゴンガスを封入している。

1ml単位でこの拘りは異常にも思えるがこれがLAVAND’ORなのだ。
さぁ、ひとたびアンプルを手にとればこれから始まるウルトラリラックスの世界への期待が高まるであろう。

まるでオリンピックの100m競技のスタートラインに立ったかのような緊張感のもとアンプルを折ったあなたは、その瞬間、力強いラベンダーの香りがブラックホールに吸い込まれるがごとく一気に広がるのを感じるはずだ。

おすすめの使い方

ここにオススメの使い方を記しておく。
私が体験した就寝前の枕に数滴垂らすこと以外にも、湯船やアロマディフューザーでの使用。
キャリアオイルに混ぜてアロママッサージオイルとして使うのもデイリーユーズができて良いだろう。

因みにアロママッサージオイルはエッセンシャルオイルの濃度が、全体の1%以下になるように作るので、作る際はキャリアオイル10mlに対しエッセンシャルオイル2滴(1滴0.05ml)を目安にすると良い。香りに癖のないホホバオイルやスイートアーモンドオイルを使用するのが個人的にはオススメである。

LAVAND’ORとの出会いにより、癒しに対しての新しい処方箋が増えた事は非常に嬉しく思う。生産量が限られている為に様々な制約はあるが、それは同時にLAVAND’ORの品質が守られ、継承されていくという意思の現れでもある。

幸いなことに、フランス滞在中の私の日常生活にはLAVAND’ORが常にあった。不思議なもので日常が非日常に変わった瞬間、名残惜しさは倍増する。今思い返しても贅沢な時間だったと思う。帰国してからは大事に使用しているがLAVAND’ORの香りに触れる度に南フランスの空気が恋しくなるから困ったものだ。来年のラベンダーの収穫時期にはプロヴァンスに居る事を願ってやまない。


取材協力:LAVAND’OR  商品購入/問い合わせ先:ngtm@glaugh.com

おーまいごっと
BARON編集長
ラグジュアリーをコンセプトに旅の記録やグルメ、モノや人との出会いを記事にしてます。
趣味はひとり旅、映像制作、トライアスロン、料理、ワイン、筋トレ、サウナです。
毎月ワイン会を開催してます。
現在25カ国訪問。私の日常については下記コラムにて書いております。是非覗いてみてください。
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