【東銀座 ナイルレストラン】ムルギーランチというインドには存在しない食べ物

1949年創業、日本最古のインド料理店の定番メニュームルギーランチをリポート!!

通常、飲食店には様々なメニューがある。
だが、わざわざ食べに行く理由がある店は決まって定番メニューがある。
今回もそんな個性が光る唯一無二の料理を紹介する。

目次

ナイルレストランとは

場所は昭和通り沿い東銀座駅A2出口から徒歩1分。
最高の立地に店を構えるのは、日本最古のインド料理店「ナイルレストラン」。

創業1949年というから驚きだ。銀座で72年、お店を営んでいるということになる。
カレー好きの巡礼スポット、いやメッカとも言えるだろう。

道の向こうは歌舞伎座という立地から様々な著名人に愛されてきた歴史がある。
70席ある店内もランチタイムには行列ができるが、通し営業なので私は時間帯をずらして行くことが多い。

ムルギーランチとは

ここの定番メニューにムルギーランチという食べ物がある。
お客の8割がこれを目当てに訪れる看板メニューだ。
カレーであるのだが一般的なカレーとはジャンルが違う。

シャバシャバのカレールーに温野菜、マッシュポテト、チキンが添えてある。
これをターメリックライスもろとも混ぜて食べるのだ。

スパイシーな辛さはあるが、温野菜とマッシポテトがチキンのコクと合わさりまろやかな風味になる。
絶妙な味わいは中毒になる。ご主人曰くこの味を四味一体と表現している。

骨つきの鶏はスタッフさんが丁寧に捌いてくれる。
7時間煮込んだ岩手県産のブランド鶏はホロホロに柔らかい。
捌く様子は必見だ。

混ぜが甘いと怒られる

ナイルレストランには名物おじさんがいる。
そうこの方二台目のご主人、GMナイルさんだ。
テレビで見かけた方もいるだろう。名物おじさんだ。

ほどほどに混ぜていると「混ぜが甘い!!」と指摘される。
郷に入っては郷に従えの精神で再び混ぜる。

ユーモアたっぷりに話かけてくれるご主人は知見も豊富で面白い。
こういった名物料理店のご主人は寡黙なタイプが多いがこのお店は別だ。

細かい事はさておき

細かい事はさておき、この動画を残しておく。
百聞は一見にしかず。
私が愛してやまない最強町中華シリーズに限らず全てのジャンルで、
「100年後も食べたいB級グルメ」というテーマで心の底から読者の皆様へお勧めしたい名店を
本気でお伝えしていく。

次回をお楽しみに。

おーまいごっと
BARON編集長
ラグジュアリーをコンセプトに旅の記録やグルメ、モノや人との出会いを記事にしてます。
趣味はひとり旅、映像制作、トライアスロン、料理、ワイン、筋トレ、サウナです。
毎月ワイン会を開催してます。
現在25カ国訪問。私の日常については下記コラムにて書いております。是非覗いてみてください。
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