最強町中華シリーズ〜神楽坂編〜「龍朋」の絶品炒飯を求めて

龍朋

「100年後も食べたいB級グルメ」の第一弾!!
私、おーまいごっとの独断と偏見たっぷりに持論を語らせてもらいます。

目次

最強町中華とは

私の場合、町中華と聞いてイメージするのは、安い、ウマイ、汚い、だ。
この場合の「汚い」は褒め言葉である。店の歴史が詰まっているからこその勲章。
顧客に愛され続けている証。ある意味美味しさの裏付けでもある。

町中華はその名の通り、どの町にも存在するものだ。
では「最強」町中華とは何を指すのかその定義を考察してみよう。

町中華がその地域で愛され続ける場合、メインの顧客ターゲットは近隣の住民になる。
つまり、商圏というものが存在する。

これに対し「最強町中華」に関しては商圏など存在しない。
わざわざ遠方から明確な目的を持って向かう。

行く価値があるので商圏など一切関係無い。
電車や車で1時間、場合によっては2時間かもしれない。

交通費の方が高くついてでも、行列に並んででも食べたい。
食べたい欲求がその他の判断基準を鈍らせる。そんな魔力が「最強町中華」にはある。

また、町中華というものは基本的に全てのメニューが美味しいのだが、「最強町中華」は何か突出している。
つまり、美味しい逸品があるという事だ。
美味しさの平均値が高い上に、何かのメニューの美味しさメーターが異次元レベルに振り切れている必要があるのだ。

お金を出せば美味しい料理にありつける。原価率というものがある限りそれは当然だ。
だが、最強町中華はリーズナブルな価格で圧倒的美味さを提供するお店。
そこには店主の哲学があり、仙人レベルの経験を有した者にしかなし得ない「神業」が存在するのだ。

龍朋の炒飯、解説

では、わざわざ神楽坂にまで来て龍朋の炒飯を食べる理由はどこにあるのか?
龍朋の素晴らしさを一つ挙げるなら、非常にシンプルだという事。

具材はチャーシュー、ネギ、卵、おそらくこれだけだと思う。
シンプルな見た目でその破壊力は凄まじい。

この具材だけで「炒飯を作ってみた選手権」を開催したら龍朋の右に出るものはいない。

いや、使いたいならどんな高級な具材を使っても良いハンデをあげても敵わないだろう。

それだけここの炒飯は味のバランスが黄金比なのだ。

よく考えるとこれは非常に恐ろしいことだ。派手な見た目で凄さを演出するわけではない。

余計なものはいらない。素手で喧嘩に勝つようなもの。実力がないと先ず出来ない。
ドラゴンボールの亀仙人を彷彿させる龍朋の存在に足が自然と赴いてしまう。

炒飯だけでは帰れない。ホイコーロウが呼んでいる。

メニューを見て欲しい。我々の目当てはもちろん炒飯だ。
だが、2人で来店して炒飯を1つ頼みシェアする行為はのちに後悔するからオススメしない。

そんなあなたはおそらくラーメン屋の半炒飯で満足してきた人生だったのだろう。
龍朋へ来たら一人ひと炒飯はデフォルト。
その上で何を追加するか。だが、安心して欲しい。
メニューを眺めればメニューからお声がかかる。最強町中華はそんなものだ。

今回我々は単品チャーシュー、メンマ、ホイコーロウを注文した。

炒飯とホイコーロウ。最強のコンビだ。
大阪なおみと錦織圭がペアを組むようなもの。

最強町中華の定義の中に「どのメニューを食べても美味い」というものがある。
他メニューには肉野菜炒めやラーメン、冷やし中華などあったが、この日はホイコーロウに呼ばてしまったのだ。

細かい事はさておき

細かい事はさておき、この動画を残しておく。
百聞は一見にしかず。
私が愛してやまない最強町中華シリーズに限らず全てのジャンルで、
「100年後も食べたいB級グルメ」というテーマで心の底から読者の皆様へお勧めしたい名店を
本気でお伝えしていく。

次回をお楽しみに。

掲載店舗
龍朋(リュウホウ)

問い合わせ 03-3267-6917
住所 東京都新宿区矢来町123 第一矢来ビル B1
東京メトロ東西線「神楽坂」駅(2番出口)から徒歩1分
営業時間 [月~金]11:00~23:00 [土・祝]11:00~22:00
定休日 日曜・祝日の月曜
おーまいごっと
BARON編集長
ラグジュアリーをコンセプトに旅の記録やグルメ、モノや人との出会いを記事にしてます。
趣味はひとり旅、映像制作、トライアスロン、料理、ワイン、筋トレ、サウナです。
毎月ワイン会を開催してます。
現在25カ国訪問。私の日常については下記コラムにて書いております。是非覗いてみてください。
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