アイアンマンレースのマストアイテムGARMIN745

トライアスリートから絶大な支持を得るGARMINシリーズ。
アイアンマンチャレンジャーのコスパ最強モデルは745一択!

全トライアスリートに必須のアイテムの一つにGARMIN(ガーミン)の腕時計がある。
これが無いと勝負にならない。
ガーミンの腕時計の中でも上位モデルをつけている人は間違いなくトライアスリートだろう。
それくらいトライアスロン業界でガーミンは市民権を得ている。

目次

アイアンマンレースとは

私がトライアスロンを始めたのは2016年。
当時はトライアスロンに関する情報も周りでやっている人も少なく、トレーニングも手探りで行っていた。
防水対応と海泳ぎのトラッキング機能がある事からファッショナブルなアップルウォッチでオリンピックディスタンス(スイム1.5km, バイク40km, ラン10km)に度々出場していたことからわざわざ専用に時計を買う必要性も無く、ガーミンの存在も知らなかった。


今でも忘れない。初めてアイアンマンレース(フランス、ニース)に出場した2017年、私はあろうことかアップルウォッチで出場した。アイアンマンレースの過酷さを舐めており、時計の重要さを認識していなかった。
アイアンマンレースとはスイム3.8km、バイク180km、ラン42.2kmにわたるトライアスロンの最高峰レースである。

通常のトライアスロンレースは3時間ほどで完走するが、アイアンマンレースは約13〜15時間ほどかかる。
これくらい長いレースになると、完走の需要な指標として何時までにどのポイントを通過していなければならないというペース配分が何より大事になってくるのだ。

初めてのアイアンマンレースでのバイク事故

案の定アップルウォッチのバッテリーはバイクの序盤で終了。スイムでGPSをつけてた事で電池の消耗が加速したのだろう。
さらに追い討ちをかけるように、ツールドフランスのコースでもある獲得標高2000mの険しいバイクコース山中で事件は起こった。

なんと、ダウンヒル中にバイク事故に巻き込まれたのだ。
時速60kmは出ていただろう。前を走る選手が派手にクラッシュしてガードレールに激突。頭から血を流して意識も無くなっていた。すぐ後ろを走っていた私はとっさに救助に駆け寄る。

レスキューを呼ぶにも携帯も持参してなければ通信手段も無い。あいにく山の中だ。少し山を下ったら応援している街の人が居たので電話で救援を要請。街の人にも協力してもらいながら救急車が来る手前までそこに居た。
その間にも後ろでは選手が続々と通過していく。

どれくらいの時間が経っただろうか。レースに復帰したその時はまだ選手も居たので大丈夫と思っていたが、そこからがとても苦しかった。結局、バイクゴールの時間に15分間に合わず、苦しくもリタイアとなった。

あまりの悔しさに泣き崩れて頭が真っ白。しばらく放心状態だったのを覚えている。

救助していなければ間違いなく完走できていただろう。時計の電池が切れていなければ仮に救助したとしても、上手く切り上げていただろうし、その後のペース配分もバランス取りながら完走できただろう。
だが、救助したのは身体が無意識に動いたからで見捨てることが出来なかった。仕方がない。つめの甘さを猛省した。

アイアンマンレースへ再チャレンジ

翌年、同じレース、アイアンマンフランスで完走。無事リベンジを果たしたその右腕のパートナーはガーミン935 だった。
それからガーミン935で沢山のレースに出場。コロナでレースが中止になった昨年、いろんな事が重なりもうトライアスロンはやらないだろうなと思って使い古したガーミン935も知人に譲った。

だが今年の5月、モナコグランプリの為に2年ぶりに訪れたモナコ、フランス滞在で心境の変化があった。
これまで何度となく訪れたニース、私にとってアイアンマンレースとニースは常にセットだった。
当時はトライアスロンチームを組成しており私は代表を務めていた。
選手としてもだが、指導者としてチームの仲間5人を未経験から1年でアイアンマン完走に導いた思い出もある。

私にとって大人になって必死にチャレンジした出来事の一つがトライアスロンであり、アイアンマンレースだった。
今の自分自身と重ね合わせても情けない事に当時の方が輝いていたと思ってしまう。

人生からチャレンジ精神を失ったら虚無感しか残らない。

ここでいいやと満足しては成長も無い。
何かに必死にチャレンジする事で自分のエネルギーは上がっていく。そして仕事やプライベートも相乗効果で良くなる。

コロナで運動する習慣も無くなり体重も増えてしまい昔の姿とは変わってしまった現状への不満も相まって、再度アイアンマンレースに出場する事で身の回りの全てを変えようと、コートダジュールの海が思わせてくれたのだ。
このライフスタイルメディアBARONも私の挑戦の一つである。

GAMIN945 vs 745 比較

帰国後、早速ネットでガーミンを調べる。
今は色んな種類が出ておりYoutubeなども沢山見たが、バッテリーや海泳ぎ対応を見るとアイアンマン向けは945と745に絞られる。945は私が使用していた935の後継機で745は735の後継機。トライアスリートの視点から比較に必要な機能に絞って見てみよう。

値段
945:69800円(税抜き) 745:44800円(税抜き)
バッテリー
945:32時間 745:16時間
SUICA
945:非対応 745:対応
発売時期
945:2019年6月 745:2020年10月

945が上位モデルであるが高いから良いという訳では無い。
その他機能で945にしか無いものがるが特に使うシチュエーションは無いので記載は省略する。
発売時期で見ても745の方が新しい。これも大事な基準だ。
この比較だけでも745のコスパの良さはわかっていただけるだろう。

私はビックカメラで745を購入。若干の割引とポイント還元で税込4万ほどで購入。良い買い物をした。
因みに余談だが、私はビックカメラ愛用者だ。
アマゾンもでも良いが家電だけで無くその他雑貨などもここで買えば、
クレジットカードのポイントとビックカメラのポイントがダブルで溜まる。
そのポイント分でコンタクトレンズをただ同然で買うのだ。

久々のガーミンに嬉しいのはもちろんだが、ガーミンを買う最大のメリットを最後に記す。

それは、トレーニングのモチベーションが上がるという事。

ガーミンはスマホアプリと連携しているので毎日の自分の運動の記録が日々貯蓄されていくのだ。
これは自身をマネジメントするには優秀な秘書である。

アイアンマンレースに挑戦する場合、一ヶ月にスイム、バイク、ランをどれだけやったかが大事になる。
自分のトレーニングの記録が詳細にストックされるのは非常に有難い。

GAMIN745の購入を機に来年のアイアンマンレースに向けて始動した。
トレーニングの記録はまた記事にさせてもらう。

トライアスリートの読者の方がいれば是非とも交流したい。

おーまいごっと
BARON編集長
ラグジュアリーをコンセプトに旅の記録やグルメ、モノや人との出会いを記事にしてます。
趣味はひとり旅、映像制作、トライアスロン、料理、ワイン、筋トレ、サウナです。
毎月ワイン会を開催してます。
現在25カ国訪問。私の日常については下記コラムにて書いております。是非覗いてみてください。
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