宮古島で叶える感動の宿泊体験〜ヴィラカリマタ〜

宮古島で過ごす贅沢な休日のススメ

目次

宮古ブルーに魅せられて

宮古ブルーという言葉を聞いたことがあるだろうか?

その色を言葉で表現するにはとても難しいが、格別に綺麗だということは容易く想像できるだろう。
宮古島は沖縄県ではあるがその色や透明度を比べると、本島とは全く別物と言っても過言ではない。

宮古島の海がひときわ綺麗な理由として1番に挙げられるのが宮古島の地質である。
島全体が珊瑚性の石灰岩から出来ており、石灰岩は白いことから宮古島周辺の海は鮮やかでゴクリと飲めそうなまでに透き通っている。加えて宮古島には大きな河川がないことも海の透明度が保たれる要因とのことだ。

まるでティファニーブルーのようなその色合いは見る人を一瞬のうちに虜にする。

私もそんな宮古ブルーに魅せられた一人である。
実は今年の7月に宮古島を訪れたばかりではあるが9月に再訪する事になった。

通常、宮古島を存分に楽しむには3泊4日くらいは滞在するものである。だが、今回私に与えられた時間は1泊2日。
週末を利用しての弾丸旅。それでもこの場所は癒しを求めるには最高の場所で、時間を惜しんででも訪れたい特別な場所なのだ。

宮古島が観光地として更なる発展をする理由

宮古島までは羽田空港から約2時間半。
大小 6 つの島(宮古島、池間島、大神島、来間島、伊良部島、下地島)で構成されている宮古島は、
緯度で見たら分かるが、実は台北より南に位置するから驚きだ。

ほとんど海外である。東京から来ると夏の日没は異常に遅く感じるのはそのせいかもしれない。
時差があってもおかしくない立地なのだ。

宮古島には様々な伝説があり、絶景スポットはもちろん、パワースポットも沢山ある。
沖縄本島と比べたら飲食店の豊富さやエンタメ要素は劣ると思うが、それを凌駕する自然の魅力が溢れている最高の場所だ。

近年、宮古島にも観光ブームが到来。人口約5万2千人に対し平成30年度には年間100万人以上もの観光客が訪れる一大観光地となった。

コロナ渦の現在、入域する観光客の人数は徐々に回復傾向にあるが、宮古島市は2028年までに年間200万人の入域観光客を目指しており、更には下地島空港から宇宙へ行けるように下地島宇宙港事業や宇宙港事業を基点とした産業振興活動を進めており、今後、宮古島はリゾート地として更なる発展を遂げる事は間違い無いだろう。

プライベートビーチで過ごす休日

さて、今回滞在するのは宮古島の最北端、池間島へ繋がる池間大橋の袂にあるリゾートヴィラ「ヴィラカリマタ」だ。

宮古島に点在する高級ヴィラの代表格とも呼べるヴィラカリマタは1日1組限定の一棟独占、プライベートビーチ付きのなんとも贅沢なヴィラだ。

空港へ到着すると早速ヴェルファイアが用意されていた。空港からヴィラまでは車で約25分、実は宿泊プラン内にレンタカー料金も含まれている為、別で予約をとる必要はない。

因みに車は返却時にガソリンの満タン返しも必要なく返却時間などもフライトに合わせてくれるので、時間いっぱい旅を楽しむことができる嬉しい心遣いだ。

この日は前日の台風の影響で天気予報は雨。だが、その心配をよそに当日は快晴に恵まれた。

今回の滞在はヴィラと言うこともあり、せっかくなので食事も自ら作る事にした。
地元のスーパーで食材を調達してヴィラへ向かう。

旅先でのスーパー巡りは東京では見られない面白い食材やご当地名物のお菓子やスイーツがあったり、価格や鮮度の面での驚きなども含め、個人的には旅の楽しみの一つになっている。

さて、まもなく到着だ。
池間大橋へ繋がる一本道がより一層ヴィラの期待感を高めてくれる。

上空から見ると紙飛行機を連想させるようなその真っ白な建物は宮古島の太陽を反射してひときわ存在感を放っていた。

部屋紹介

ヴィラカリマタは冒頭でも説明したが1棟独占の完全プライベートなヴィラだ。
その広さはなんと約300平米もある。加えてリビングの隣にはプール、ヴィラの目の前にはプライベートビーチが広がっている。

部屋数は2ベッドの部屋が2つ、布団を最大で6枚敷ける広々としたロフトにオーシャンビューの書斎。
合わせて4LDK。収容人数的には最大10名が寝れる。
ファミリーでの利用や友達同士での利用でも300平米もあれば余裕を持った滞在ができるだろう。

それでは部屋を紹介していく。

  • リビング


ヴィラカリマタで特筆すべきはこの30畳の広々としたリビング。
ロフトがあるので天井高も高く、西側は一面窓なのでとても開放的な空間だ。

目の前に広がる景色はまさに圧巻の一言。
窓を開けるとプールがありそのまま飛び込む事もできる海外のミュージックビデオ並みの贅沢な設計。

目の前のプライベートビーチからは優しい海風と波の音が部屋に入ってくる。
リビングの壁にはプールから反射した日の光がゆらゆら揺らいでおり時間の経過を忘れさせてくれる。

なんて癒される場所なんだ。

この開放的な窓は西側にあるので夕暮れ時にはとろけそうなくらいに真っ赤に熟れた太陽が宮古島の海に溶け込んでいくのが見える。沈むのではなく溶け込んでいくと表現するのがこの場合正しいだろう。

このリビングだけでお腹いっぱいになりそうなくらいに贅を尽くした空間だという事がわかっていただけると思う。

  • ロフト

ロフトはワンルームマンションほどの広さがありロフトの天井自体も高さがあるので全く窮屈な感じはしない。
最大で6枚マットを敷いて寝ることが出来る。

  • 寝室

シモンズ製のベッドが2つ用意されている。この部屋が2つある。
プライベートな空間なので友達カップルなどで来ても使いやすいだろう。

  • 書斎

滞在中でも集中して仕事ができるように完全に書斎として独立した部屋になっている。
せっかくの休日なので仕事はしたくないが、このオーシャンビューなら仕事も捗りそうだ。

  • バスルーム

おしゃれなバスタブが1つにシャワーが2つ。湯船に浸かりながら海を眺められる贅沢なリラックスタイム。
脱衣所に洗濯機も完備されている。

バスルームの隣にはシャワーのみの独立した部屋もあるので人数が多い場合はこちらも使える。

  • トイレ

2つあるので人数が多い滞在でも安心。

基本的に窓は全室海側にあるので、どの部屋からも海が一望できる設計になっている。

  • キッチン

設備としては、調理器具、食器類、塩や油などの調味料、必要なものは揃っている。
よほどマニアックなものを作らない限りは事足りるだろう。

因みに冷蔵庫とワインセラーに入っているドリンク類は全てフリーになっている。


何もしないことをやりに行く

ヴィラカリマタの公式ホームページに印象的な言葉の記載がある。

「そこには何もない。しかし、全てがある。」

この言葉の意味するところは、滞在を目的に来て欲しいという事だと私は解釈している。

ただ、リゾートホテルのそれとは違いここにはホテルスタッフもいなければカフェやレストランもスパも無い。

最寄りのスーパーやコンビニまでは車で移動しなければならない不便とも言える立地だ。

だが、海のさざなみの音や虫や鳥や自然が織りなす音、時間とともに表情を変える景色。

これはこの場所でしか体験出来ないのは一目瞭然。

そう、忘れていた五感を取り戻すには最高の環境だ。昨今、デジタルデトックスという言葉が知られるようになり、ただのんびりするだけの贅沢に新たな価値が吹き込まれたようにも思う。

夜になって非常に驚いた事がある。

それは星の美しさだ。空を見上げれば星が所狭しと輝いているその光景はまるで無人島に漂着したかのごとく辺り一面に何も無く星空とのコントラストに終始魅了されっぱなしだった。

寒い冬の山など空気が澄んでいる場所で見る綺麗な星空は経験があるが、暑い夏の海辺でこんなに綺麗な星空が見られるとは思わなかったのだ。

普段見上げている東京の空でもポツポツ星は見えるが、宮古島の星の数は尋常ではない。
更に圧巻だったのは流れ星も沢山見れたことだ。

これも宮古島だからと言う訳ではなく、周辺に何も無いこの立地だからこそ体験できるものである。

私の過去エピソードになるが、ハワイ島にマウナケアという標高4200mの山がある。そこの頂上から見る星空が綺麗だということでわざわざ数時間バスに揺られてツアーに参加したことがある。

確かに綺麗だった。だが、その時の記憶を振り返ると、ハワイと言えど標高が高いので非常に寒く、酸素も薄いので頭も痛く、トイレも無く、狭い車内で暖をとる為に縮こまっていた記憶がある。

何が言いたいかというと、こんなに綺麗な星空をわざわざ見に行くのではなく、
ちょっと目の前のビーチに出ればもれなく見えてしまうこの環境は日本中探してもそう無いという事だ。

平日は東京、週末は宮古島

今回のヴィラカリマタでの滞在は短い時間ではあったが、癒しとパワーチャージができた良質な旅だった。
こんな素敵なところでこういうライフスタイルを送りたいと切に思ったのは無理もない。

だが、また宮古島に来ればいい。

仕事を頑張り疲れが溜まったら、ふと肩の力を抜く時間をわざわざ作って行けばいい。
平日は東京で目一杯働く、休日は大切な人と宮古島で癒しのバカンスを過ごす。
そんなガムシャラなライフスタイルも素敵ではないか。

同じ場所でもどこで過ごすかで得られるものは変わる。
そんなことを思わせてくれた1泊2日の弾丸旅だった。

取材協力
ヴィラカリマタ
 沖縄県宮古島市平良字狩俣4450-1

https://villa-karimata.com/

おーまいごっと
BARON編集長
ラグジュアリーをコンセプトに旅の記録やグルメ、モノや人との出会いを記事にしてます。
趣味はひとり旅、映像制作、トライアスロン、料理、ワイン、筋トレ、サウナです。
毎月ワイン会を開催してます。
現在25カ国訪問。私の日常については下記コラムにて書いております。是非覗いてみてください。
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